【片思い】恋愛依存症の症状と特徴

いつも片思いの恋愛依存症

ダメな男の人に貢いでしまったり、次から次へと彼氏が出来る人の事を恋愛依存症というのだと思っていませんでしたか？実は、いつも片思いという人だったり、複数の恋愛をする人も恋愛依存症が原因でそのような事を起こしている事があるそうです。

今回はそんな恋愛依存症の人の症状と特徴について、数々の人の悩みを聞いて解決へと導いてきた人気のカウンセラーである、根本裕幸さんにお話しを伺ってきました。

好きな人がいることで自分の気持ちを保っている

「常に好きな人がいないとダメで、常に付き合っている人がいないとダメっていう状況の人で、とにかく付き合いたいとか一緒にいたいという気持ちが強い人は恋愛依存症の可能性があります。

さらには、彼とどうなりたいという気持ちもあるけれど、自分の気持ちをなだめるために恋をしている場合も同じように恋愛依存症の可能性があります。

恋愛依存症の人って変な話、相手は誰でも良いよいうところがあります。異性であれば、一緒にいてくれたり、メッセージのやりとりをしてくれたり、会ってくれたり、してくれるのであれば、本当は相手は誰でもいいなんてことがあります。気づいたら、自分の気持ちがすごく優先になってしまっているような状態です。

普通の恋愛というのは、相手の気持を考えたりとか、こうしたら喜ぶんじゃないかなとか、一緒にこんなことしたいなとかを考えて楽しかったりするんですけど、恋愛依存性って自分のことしか考えられなくなってしまうの状態です。自分のことしか考えられなくなって悲劇のヒロインパターンになったりとか、複数の人を求めるようになったりとかすると恋愛依存症なのかなと思います。」

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悪気はないけどいつも複数の人と付き合う

「例えば自分の不安を鎮めるために、自分はその気がないのに、いつも複数の人と付き合っちゃうことがありますよね。

誰かに何かをしてもらわないと自分の不安が鎮まらないとか、孤立感、孤独感への不安な気持ちをおさめるために恋愛をしているというような人がいます。みんな普通恋愛しているときは寂しかったりとか、不安だったりということがありますが、恋愛依存症の人は自分でコントロールできなくて、その不安な気持ちが、急激に出てきちゃうんですよね。それで、急激にでてきてしまうので、早くなんとかしなきゃって焦って行動に出てしまったりとか、好きかどうかわからない人とお付き合いしたりすることになるのかなと思います」

どうして恋愛依存症になるの？

「恋愛依存症になる原因というのは、今までの人生どこかで大失恋をしていることが考えられます。僕の考えにはなりますが、20歳前後の恋愛というのは、とても濃密になりやすくて、大人になってからの3年を1年で体験するような感じだと思います。

それだけ濃密なので、その中で2ヶ月だけ付き合って別れた人とか、大好きなんだけど、告白せずに片思いのまま終わってしまったっていうのがあると、その時の辛い気持ちとか悲しい気持ちが心のなかにずっと残っていて、それがある時別の人と付き合った時にボワーっと溢れ出てきてしまうんです。それまで我慢してきたものがバッとでて、すごく依存症的になってしまうことがあります。

このように、恋愛依存症になる理由として、1つは20歳前後くらいの失恋とか、なにかちょっとうまく行かなかった恋愛の思いが残っていることがあるのと、あともう一つは家庭環境ですよね。

自分が、生まれ育った家庭環境内で家族と、どういう状態にあったかということにも恋愛依存症の原因があることがあります。例えば、愛がすごく不足していた場合とか、すごく愛されてたけどそれは過保護、過干渉的な感じで、自分がペットみたいな存在だったりとか。そういう風に子供時代からずっと孤独で寂しいと思っていたところに、恋愛っていうのはこんなに良いものなんだっていう経験をして、それに飛びついてしまったりします。

寂しさを恋愛で埋めるということは、ハイティーンくらいにありますが、その時に共依存と言うか、すごく深い関係で満たされちゃったりすると、それ以上に自分を救ってくれるものがないと思っちゃうんですね。だから子供時代の強烈な孤独感というのは恋愛依存症が続くことがあります。これが恋愛依存症になっている状態の症状と、恋愛依存症になる原因になります。」

というのが根本さんのお話でした。恋愛でも相手が自分に対してどう思っているか？という気持ちよりも、自分のことばかりになりすぎてしまう女性というのは、恋愛依存症の可能性があるということです。

複数恋愛や自分の不安な気持ちを恋愛で埋めようとするのは、恋愛依存症の可能性もあるそうです。

つらい気持ちを持っている人は、その可能性をかんがえてみてもよいかもしれません。

根本裕幸